この記事では、10万円以下で購入できるおすすめゲーミングノートPCを紹介していきます。
安いノートPCはラインナップが少なく、性能的にも控え目でおすすめしづらい感があります。
しかし、10万円以下なら学生の方でも手を出しやすく、気軽に購入できるといった利点もあります。
そこで、ノートPCを選択する時に見ていただきたいおすすめの機種と、購入するにあたって知っていただきたいことをまとめました。
10万円以下で買えるおすすめのゲーミングノートPC

ゲーミングPCは国内の大手メーカーはほとんど作っていないので、海外メーカーや国内のBTO(注文生産)ブランドから選ぶことになります。
選択肢としては、HP、Lenovo、DELLといった有名ブランドや、国内のBTOブランドのドスパラ、マウス、フロンティアといったショップブランドが有名です。
- HP Victus 16(AMD)価格.com限定モデル
- Dell G15 ゲーミングノートパソコン プレミアム(120Hz・GTX1650搭載)
- Lenovo IdeaPad L340 Gaming ? ブラック
- ドスパラ GALLERIA RL5C-G50
ゲーミングノートPCを買う前に知っておきたいこと

結論からいうと、ゲーミングノートPCはデスクトップのゲーミングPCにくらべてコンパクトで持ち運びが可能なのがメリットです。
しかし、その代償として、いろいろと割高感や使いにくいといった面もあるのが現状です。
そのため、ネットで検索していると「ゲーミングノートPCはやめとけ」とか「おすすめしない」という意見を見かけることがあります。
その理由は以下のようになります。
- デスクトップにくらべて画面が小さい
- 小さくするのにコストがかかっている為、コスパが悪い
- グラフィックボードがモバイル用のものになる
- 拡張性やカスタマイズ性が低く、壊れたら基本買い替えになる
- 排熱がしにくく冷却性が低い・ファンがうるさい
それぞれ順に解説いたします。
デスクトップにくらべて画面が小さい

ゲーミングノートPCは15~16インチが主流ですが、デスクトップPCでよく使われるモニターは23インチ以上なことが多いです。
当然モニター画面に表示される情報はデスクトップにくらべて少なくなる傾向です。
外付けモニターを追加することもできますが、それだと肝心の携行性がなくなってしまうので、ノートPCである意味がゆらいでしまいます。
小さくするのにコストがかかっている為、コスパが悪い
ノートPCはパーツを小型化する必要があり、後述する排熱の対策もする必要があります。
だから、同じグレードのパーツでも割高になってしまいます。
同じ価格であれば、デスクトップPCの方がパーツの選択肢が多くて性能の高いパーツが使えます。
グラフィックボードがモバイル用のものになる
ゲーミングノートPCはグラボがモバイル用のものになることが多く、デスクトップPCより選択肢が少なくなります。
また性能もそれにあわせて控えめになる傾向です。
拡張性やカスタマイズ性が低く、壊れたら基本的に買い替えになる
ゲーミングノートPCはデスクトップPCとくらべて、拡張性やカスタマイズ性が低いです。
パーツに不具合が起こったり故障してしまった場合、パーツを入手するのが難しいです。
また、ノートPCは分解が難しいのでパーツ交換などの難易度も高く、故障した際はほとんどの場合は丸ごと買い替えることになります。
排熱がしにくく冷却性が低い・ファンがうるさい

PCの排熱や冷却は、性能や動作の安定性に直結するので、かなり重要です。
ゲーミングノートPCは、内部に隙間がほとんどないので空冷がしにくい上に、ファンも小さくて排熱の効率が悪いです。
だから内部に熱がこもりやすくて、本体が熱くなってしまいがちです。
ゲームなどで負荷がかかるとファンの音が大きくなったりしますし、夏場は熱暴走なども気になります。
エアコンを使用したり、ノート用の冷却台などを使うなどで、ある程度は対策をすることができます。
ただ、傾向としては排熱性の低さから故障などの不具合は起こりやすいので、「ゲーミングノートは寿命が短い」などいわれることがあります。